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レコードプレーヤーと、『Can’t Be Forever Young』



レコードプレーヤーを、買いました♪

 

以前から、アジカンの後藤さんが熱く語っていらっしゃって
ずっと気になっていた、レコードプレーヤー。

今年の私の、誕生日プレゼント♪

レコード盤に針を落とすと、
スピーカーから流れてきたのは
どこか、薄い膜を一枚まとっているような
やわらかな音楽。

耳は、いたってど素人なので
CDとの違いを、明確に伝えることができないのが
ざんねんなのですが・・・(悲)

でも・・・
なんだろう、この奥行。
なんだろう、この温かみ。
レコードって、すごくいい。








聴きたかったのは、コレ♪

『Can’t Be Forever Young』

「若いままではいられない」
という意味ではなく、
「いのちを燃やせ」
という意味で、使っているのだそう。

後藤さんが着ているのは「喪服」で、
「ヤング」という店の前で待ち合わせをして、
「自分の葬式に行く人」をイメージしたジャケットは
「生」と「死」
をテーマにした、このアルバムにぴったり。







レコード店限定の直筆サイン入り


と言っても、可愛らしい曲ばかり ^^

アジカンもそうだけれど、後藤さんの曲は
ポップな音楽に、尖った言葉や切ない歌詞、皮肉をのせるという
ツンデレな音像も、魅力のひとつ。

特に今回は、ソロということで、
「とても濃厚な後藤さん色」に染められた一枚、な印象。

そして、とってもキュート!!
まさか後藤さんのソロが、
こんなに可愛い一枚に仕上がるなんて!(笑)

YeYeさんの、ふんわりと可愛らしい歌声も
後藤さんの声に、すごく合う。
二人の曲を、もっと聴きたくなる ^^


「アジカンのゴッチ」からは思いつかなかったけれど
「ソロのGotch」は
「キュート」とか「ファンタジー」とか、
そういう世界観が、すごく似合うのかもしれないなぁ。。。なんて ^^
そこにお得意の皮肉とかのせたら
もうそれだけでご飯3杯いけるくらい最高です(笑)
(↑お得意の偏愛)



特に表題作の『Can’t Be Forever Young』は、
そんな後藤さんの真骨頂でもある皮肉(褒め言葉)が
たっぷりと詰まった一曲。

「ごめん」と歌うところは思わず
(うわ!すっごいむかつく!)
ってなる(笑)(すごく褒め言葉)


なんだか「皮肉」ばかりをフューチャーしてしまったけれど(汗)
でもね、皮肉や棘をまとった内側には
揺るぎない「愛」と「光」が、
どっしりと、据えられているのです ^^


『LOST』は、
本当は、誰もが分かっていること。
でも、気づかないフリをしてること、でもある。

こんなに可愛らしい曲にふつう、
「葬儀」とか「灰」なんて言葉はでてこない(笑)

10年経ったら、20年経ったら・・・と物語が進んでゆくのだけど、
40年経ったら・・・のところで、いつも胸がぎゅっとなる。

悲しくも愛おしい「喪失」を歌った曲。





左から、
後藤さん、PerfumeのPVの関和亮さん、Perfumeの振付けのMIKIKO先生











未来を考える新聞
『The Future Times』

こちらも、創刊号から読ませていただいています ^^







『ソラニン』の浅野いにお先生や









『NARUTO』の岸本斉史先生も、表紙を飾っています ^^



この新聞は無料です。
有志たちが集まって、時間や労力を投げ出すようにして制作しています。
僕たちはこの新聞作りを、社会への寄付だと考えているんですね。
お金だけではなくて、行動だって寄付できるんだということを実践しているつもりです。


この新聞に込める後藤さんの想いはコチラ→











プレーヤーは、オーディオテクニカ
色は、ホワイト。
スピーカーも、同メーカーのものにしました。

レコード初心者だし、そこまで繊細な耳も持ち合わせていないので^^;
お手頃な価格で、それでいて質もそこそこのものがあれば・・・と
いろいろな方のレビューを参考にさせていただいて
評価の良かったこちらに決めました♪




 


このお値段で、このクオリティーなら
もう文句なしです ^^

カラーもホワイトで、
我が家のインテリアにも違和感なく溶け込んでくれるのも、うれしい♪








というわけで、晴れてレコードユーザーになって
はじめて知ったこと。

レコードって、すごく手間がかかる!


手間その1。

レコード針は消耗品なので、定期的に交換が必要。
目安は400時間程度。
仮に、一日一時間聴いたとして、一年とちょっとかな。

それと、ターンテーブルを回してくれるベルトも
伸びたら交換が必要。
(回転が遅くなってしまう)



手間その2。

レコード盤も、とても繊細。
埃がついたまま再生してしまうと、
レコード針が埃をかき集めてある意味お掃除してしまので、
結果、針の消耗や、音質低下にもつながってしまう。

盤をきれいにするクリーナーと、針用のクリーナーは、必需品なのです。



 

手間その3。

CDと違って、レコードは片面が平均3〜4曲くらい。
なので、アルバム(LP)だと、たいてい2枚組になっちゃう。

3曲なんて、あっという間。
レコードをかけて、ふぅ・・・とソファーに腰掛けて
ちょっとぼんやりしたら、もうおわってる。
あ〜あ、勝手に裏返してくれる機能とか、あったらいいのになぁ。。。ドラえも〜〜ん
なんて思いながら、重い腰をあげて、ふたたびプレーヤーの前へ。
そんなことをひたすら繰り返す。
すごくめんどくさい作業。
繰り返しすぎて、何かの儀式にすら思えてくる。



手間その4。

面倒くさがり屋の私は、たとえばCDとか、
プレーヤーに入れっぱなし、ということもしばしばなのだけれど。
レコードでは、それも禁物。
盤が歪んでしまう可能性があるのだそう。

聴いたあとは、盤をクリーナーで拭いて、
ちゃんと袋にしまって、ジャケットに入れて、立てて保存。

これまで数々の、レコードにかかる手間をお伝えしたけれども
その中でも、この「手間その4」が
不器用な私にとっては一番、苦手意識が芽生える作業でもある。

というのも、レコード盤を持つときに、
CDもそうだけれど、表面を直にさわってしまうと、
指紋などの脂がついてしまうので
セーフティーゾーンは真ん中の穴周辺と、あとは縁だけ。

両手を使えるときはまだいいのだけど、
袋に戻すときは、片方の手を、袋の口を開くのに取られてしまうので
どうしても片手で盤を持たないといけないという
崖っぷちの局面を迎えることとなる。

手の大きい男の人なら、まだ、マシかもしれないけれど
手が小さい場合、縁に親指を掛けて、中指で穴を押さえようとした日には
完璧に指が張り裂けてしまう。
幸い、穴の周辺はペーパー使用になっているので





なんとか救われているけれど。。。

この神ゾーン(紙なだけに)がなかったら、
もう、どうしたらいいか分からない(泣)

さらには、もう片方の手では
これまた静電気が起きやすい、
ぺたぁーとひっついているのが常態な袋との戦いが、繰り広げられているわけで
不器用な私の両手が、それぞれ難易度S級の動きをしているのだから
私の精神状態といったらもう、
くぁwせdrftgyふじこlp
なのである(泣)


って、こんなことばかり書いてたら
レコードのイメージが悪くなる一方だわ〜〜(汗)


でもね、それでも毎日、聴いてしまっている私がいます。


ジャケットからレコードを取り出して
クリーナーで盤をきれいに拭いてから
針を落とす。

めんどうな作業でもあるけれど
どこか愛おしい儀式のようにも思える、不思議。

針が盤に触れたときの、プツって音が、合図みたいでとても好き。

A面がおわったら、今度はB面にひっくり返して
それがまたおわったら、盤をクリーナーで拭いて
またあの悪夢のような、ジャケットに戻す作業をして
今度は2枚目を取り出して、またクリーナーで拭いて、針を落として・・・

プレーヤーにセットして、再生ボタンを押したら
あとはリピート設定でもしてほったらかしのCDとは
比べ物にならないくらいの、この手間よ!

ましてや時代は「ダウンロード」。
気になる曲があれば、ボタンひとつで、1曲から買えてしまう。
スマホがあれば、いつでもどこでも、持ち運べる。
そんな時代。

それでも、レコードが聴きたいと思ってしまうのは、なんでだろう?
便利って、なんだろう?
それと引き換えに失うものって、なんだろう?

そんなことを思いながら、
今日もレコードに、針を落とすのです。






* おまけ *





散歩中に出会った奇跡♪

ここでメンバーが働いてる設定でPVとか撮ったらおもしろそう〜〜

得意の妄想が、止まらなくなるのでした ^^












 

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