『ライブの前に雑貨屋に寄ると、どーゆうことになるか 後編』
2013.01.28 Monday
JUGEMテーマ:日記・一般
前回のつづき。
ライブ会場に到着すると、
すでに入場が始まっており、たくさんの人が。
個人にもよるとは思いますが
基本、ライブは動いたり汗をかいたりするので
身軽で行くのが鉄則。
すでに首にタオルを巻いてる人や
トイレでTシャツに着がえる人の中、
ライブとは全く関係ない「カップボードの上の部分」をかかえて登場した私(汗)。
(なんだかすごく注目されてる気がする。。。(被害妄想))
いやだな〜いやだな〜と稲川淳二ばりに思いながら
人の波をかきわけて席を目指します。
ちなみに駅のコインロッカーは満室(ライブだもんね・・・)、
入り口でスタッフさんに、
どこか預かってもらえるところはないかと訊いてみましたが
「あぁ〜、ちょっと席までお持ちいただくしかないですねぇ。。。」
とのこと。
ですよねぇ^^;
* * *
幸運にも私の席は通路側。
しかも隣も前も女の子。
(あぁ〜なんかほっとした(*^o^*))
すると隣の女の子が
『もしかしてお一人ですか?私もなんです。友達が来れなくなっちゃって・・・』
見ると彼女の隣は空席に。
そして私の荷物に気づき、
『あ、もし良かったら荷物こっちに置いてください(*^^*)』
エ、エンジェル*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
それまで稲川淳二だった私の心が
彼女のやさしさに包まれて一気に晴れやかに!
まさに、
おちこんだりもしたけれど、私は元気です by キキ
これまでの苦難が一瞬で清算された気分でした(*^^*)
見ず知らずの会ったばかりの女の子に救われたりするんだから
人生ってほんとに分からない(おおげさ)
そのあともエンジェルといろいろお話をしながらライブが始まるのを待っていると
前の席の女の子がじぃーーっとうつむいてる。
どうやら彼女もお一人様のようです。
前も横も女の子のお一人様ってめずらしいなぁなんて思いながら
ライブスタート!
私もエンジェルも、手を上にあげたり、とんだりはねたり、ノリノリに♪
ふと、前の女の子を見ると、
スタンディングはしたものの、やっぱりじぃーーっと微動だにせず
ステージを見つめています。
(あぁ〜、私も初めはそうだったなぁ。。。)
このバンドのライブに行くようになって8年ぐらい経ちますが
まわりにそのバンドを好きな人が悲しいくらいいなくて(知らない人のが多い)
いつも一人で行ってるんです^^;
付き合ってもらっても、逆に気を遣ってしまうし
2時間も知らないバンドでスタンディングさせるのも酷ですしね^^;
初めはとにかくアクションを起こすのがはずかしくて
リズムにのってかすかに揺れる程度か、歌う程度しかできなかったのですが。。。
今では全く気にせず、とんだりはねたりできるようになりました(*^^*)フフフ
だから、彼女の気持ちはすごく分かるんです。
心細くても、恥ずかしくても、でも『聴きたい。。。』とゆうことも。
エンジェルがそうしてくれたように
私もアナタをうしろから見守るから
だから、アナタはアナタでいいんだよ(ダメ、最近少女マンガの見すぎ)
* * *
それからも彼女の手はあがることはなく
アンコールも終わり、ダブルアンコールが始まる。
次がほんとにほんとに最後の曲。
すると、彼女の身体が微かにゆら〜ゆら〜と揺れだした。
彼女の内なる何かが目覚め始めているのを感じる。
そしてサビになったところでついに・・・
手をあげたーーーー*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
まるで蛹(さなぎ)から蝶になるように
彼女は大きく羽ばたいたのでした(*^^*)ヨカッタヨカッタ
いろいろあったけれど
最終的にはめでたしめでたしで終わった一日。
買った棚は、思い出深い一品となりました。
表題の
『ライブの前に雑貨屋に寄ると、どーゆうことになるか』
大変なことにはなります(苦笑)
* * *
Special Thanks!
エンジェルちゃん
さなぎちゃん
悲鳴をあげながらも歩き続けてくれた、My足
* * *
気に入っていただけたらポチっとしていただけるとうれしいです(*^^*)
最後まで読んでくださってありがとうございました(*^^*)
帰って主人にこのことを話すと
『〇〇ちゃんて(私のこと)破天荒だよね』と。
えええええ!?
いや・・・破天荒ではないと・・・思う・・・よ
新しく「雑記カテゴリー」を作ってみました。
こちらではくだらない話などを綴っていこうと思います^^